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住宅ローン診断
マイホームを購入予定のAさん
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プロフィール

〜相談員とのお話し合い〜
ハツラツとした雰囲気が印象的なAさんご夫婦がいらっしゃいました。

【Aさんのご希望】
 住宅メーカーと提携している金融機関から「3年固定0.85%、固定金利の期間終了後は0.4%優遇」という条件の住宅ローンを勧められています。金利が低くいのでお得な気がしますが、本当にこれで良いのでしょうか?
 また、今後、繰り上げ返済はしていきたいと思っていますが、子供も欲しいと思っています。どれくらい貯蓄や繰り上げ返済ができるかは全く予想できません。

【現状の分析】
 購入価格3500万円(他に諸経費300万円)、頭金は500万円用意できるというAさん。3300万円を35年で借りる予定です。
 提携金融機関から提案されている住宅ローンの場合、35年ローンで毎月の返済額は90,865円(下表1)。たしかに、今の家賃と大差ありません。しかし、0.85%という金利は最初の3年間だけ。また3年経過後の金利が今と同じだったとしても、大幅な金利優遇は小さくなってしまいます。固定金利期間が終わった後の金利優遇を考慮しても毎月の返済額106,205円へとアップします(下表2 Case1)。もし通常金利そのものが上がってしまうと、負担額はもっと高くなる可能性があります(下表3 Case 2)。

【借入時の返済状況】
【3年後のシミュレーション】
Case1
Case2

【相談員からのご提案】
 そこで、借り入れ全期間が固定金利の住宅ローンをお勧めし、「目先の返済額は高くなりますが、これから教育費などで支出が増える可能性を考え、出来るだけ金利上昇に備えておいた方が良いのでは?」とアドバイス。金利が上昇しても返済額が変わらないことに魅力を感じたAさんは、全期間固定金利の商品を選ぶことにしました。

 次に、各金融機関の金利一覧表を一緒に確認しました。
最近は、フラット35(住宅金融公庫と民間金融機関が提携して提供)など全期間固定金利の商品も増え、選択の幅が広がりました。ただし、金融機関によって金利などの条件はまちまちです。
 さて、頭金を500万円しか用意出来ないAさんの場合、購入価格の8割までしか借り入れ出来ないフラット35では全額を借り入れできません。
 そこで、
『フラット35で8割を借り、残りは同じ金融機関の固定金利で借り入れた場合(下表 Case1)』
『すべてを全期間固定金利で借り入れた場合(下表 Case2)』
の2ケースをシミュレーションしました。
 その結果、Aさんの場合、団体信用生命保険なども加味するとフラット35はさほど有利でないことや、やはり全期間を固定にしたいというご要望から、Case2の全期間固定金利の住宅ローンをお選びになりました。

保険に入りすぎ、保険料を払いすぎの気がする

Case1  ○○銀行
【フラット35(2.72%) 2800万円】+【10年固定(2.0%) 500万円】
[月返済額]119,994円(10年目以降は不明)
[年返済額]
約144万円(   〃    )
[フラット35総返済額]約4344万円(+団体信用生命保険:約162万円+保証料:ゼロ)
[10年固定総返済額]約760万円(+保証料:約10万円)
10年固定期間経過後の金利を3.1%として試算
返済総額 計 5276万円

Case2  △△銀行
【35年全期間固定(2.75%) 3300万円】
[月返済額]122,441円
[年返済額]
約147万円
[35年固定総返済額]約5142万円(+保証料:約68万円)
返済総額 計 5210万円

保険に入りすぎ、保険料を払いすぎの気がする


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